新年早々家でゴロゴロしているだけではいかんと思い近距離の撮影に出かけてきた。
鳥追いって言葉の響きが何となく心地よくて以前から気にかけていた。
まあ鳥追いといえば終わってしまった水戸黄門のお銀も鳥追いだったと思うけど。
由美かおるの入浴シーンがもう見られなくなりそれを楽しみにしていた全国のおじーちゃんファンをがっかりさせてしまったがすでに還暦越えかと思うとご苦労様でした、ですね。
鳥追い祭とは農耕社会で害鳥や害虫を追い払い五穀豊穣を祈る祭りであるとか。
今回出かけた旧浅科村上原では一般的には小正月行う道祖神祭も合わせて3日に行うというちょっと特別な鳥追い祭が行われている。
凍結が心配された八ヶ岳の東側に沿って走る早朝の141号線を慎重に抜け祭りの始まる9時には無事上原に到着。
午前中は子どもたちによる獅子舞が家々を回り悪魔払いが行われた。正午を回る頃鳥追いの開催を告げる村内放送も入りだんだん盛り上がってきた。
上原は上下の2組に分かれており今年は下組の当番とか。下組にある道祖神を出発し、上組にある諏訪神社の前の道祖神碑まで大きなおんべ(御幣)を先頭に猿田彦の幟を立てた子どもと道祖神を祭った神輿が続き、辻辻で獅子舞を行いながら練り歩いた。
上の道祖神碑に着くと今度は上の神輿と獅子とが共に来た道を下の道祖神まで戻り祭りは終わりを告げた。
上原は五郎兵衛米(コシヒカリ)で有名でそれ故の鳥追いか。”旧浅科村は長野県内でも小さな村で僅か400haの栽培面積しかない上、米の生産量も少なく、滅多に市場に流通しないため、五郎兵衛米はまさに幻の米と言われている”とのこと。お土産に3Kg買ってきた。最近地方に行くとよくその土地の米を買ってくることが多い。TPP反対とか言っているが美味しくて安全な米なら消費者はそのコストを払うのを惜しまないと思うのだけど。
ホームページアルバム
ブログトップ
以前のブログトップ