今年の冬は長かった。五穀豊穣を祈る春祭りが寒波の襲来で
文字通り名のみの春祭りとなった。
親沢の集落は小海駅からおよそ10kmほど山間に入ったところにある。
諏訪神社の春の例祭で川原の獅子舞と親沢の人形三番叟が奉納された。
親沢人形の三番叟は千代(千歳)と大神宮(翁)と尉(三番叟)から構成されており三番叟の後段で黒尉面を付けて舞われる。親沢の特徴は千歳と翁が一人遣い、三番叟のみ二人遣いであることと、かしらの構造が「偃歯棒式」である点にある。えんばほうとは鯨のヒゲである。このえんば棒を操って人形をうなずかせる。継承は人形遣いを七年間務めた後、親方として弟子の指導を七年間行い、さらに監督としての”おじっつぁ”を七年間務めることで行われている。
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