盆に放下といえは三河の 大海の放下 を連想する。巨大な団扇を背負った三名の踊り手が新盆宅を念仏に回る。一方、静岡では大念仏が各所で執り行われる。
そして滝沢では遠州大念仏と放下の構成からなる地元では放歌踊と呼ぶ盆の念仏回りが行われる。滝沢は遠州ではあるが三河の新城にも近く大海の放下が伝わった。
そうハイブリッド文化なのである。ちょっと強引か(笑)。
夕刻、放歌踊の一行は林慶寺に集合し庭入り、遠州代念仏。休憩を挟んで放歌踊をが行なわれた。
大念仏は太鼓を持った4名の踊り手が時折入る鉦に合わせて踊る念仏であった。
大念仏では4名がそれぞれ同じ形で踊ったが放歌踊になると笛が入り2名が太鼓を挟み向い合い一組となって踊った。
踊りが終わりに近づくと 団扇を持ったひょっとこ と おかめ が現れこっけいな所作で景気づけをした。
このひょっとこなかなかのものでポニーテールをなびかせ団扇で参拝者を煽ぎながら軽やかに走り回った。
おかめひょっとこの場面こそが滝沢の放歌踊を特徴付ける場面といえるだろう。
その後、新盆の家を回る念仏の道中となった。
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